融通手形を発行しだすと

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手形発行

 

手形発行するということは、材料や資産などを購入したり、

手間仕事をしてもらった代金を支払うさいに資金繰りなど

の理由ですぐにお支払いができないので、何ヶ月かあとに

支払いますということで、手形をきるのです。

この手形を「支払手形」といいます。

通常、手形発行するということは、上記のような商取引が

あってはじめて手形をきるのです。

 

 

そうでない場合が

 

しかし、銀行融資がおりないとかで資金繰りがつかなくなると、

なにも商取引が発生していないのに、手形を切り出す会社が

あります。

取引先を巻き込んで、手形を双方が発行しあうため、融通手形

と呼ばれています。

この融通手形、ラウンド数字すなわち、きれいな数字になることが

おおいです。

100万円とか200万円とかのきれいな数字です。

 

 

融通手形をきったら

 

融通手形をきりだすと会社倒産までは、はやいです。

融通手形をきって、その手形を割り引いてもらわなくてはなりません。

その手形を持ち込むさきは、高い利息を要求される金融業者ですの

で何ヶ月かすれば、確実に倒産します。

たぶんこの資金ショートを埋め合わせすればなんとかなるという経営

判断だと思いますが、融通手形をしだすと、高金利のため、返せるは

ずがないのです。

 

 

そこにいたるまでにすべきこと

 

会社経営していますと、毎月売上があがらなくても必ず出て行くお金

の金額は、わかるはずですので、その金額がまかなえなくなりそうな

くらい売上が減少しそうなときは、まずはお借りしている金融機関に

元本返済などの猶予を打診してみることでしょう。

リスケジュールといわれているものです。

それと同時に、会社の決算書をじっくりみてなにか手をうつことが

できないか考えてみる必要があります。

 

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編集後記

昨日 スイミング 1000m

今日は業務効率化になりそうな研修にいってきます。
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