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決算時
事業年度の末日の棚卸資産の在庫、決算時にかぞえますが、
よく聞かれるのが、この在庫の数字、結局利益にどう影響する
んですか?という質問です。
下図のように、商品を仕入れて、その商品を販売する会社を
かんがえてみましょう。
分かりやすくするため、経費等の説明ははぶきます。
事業年度のはじめにある商品在庫 (これを期首在庫といい
数量✕単価である) + 今期仕入れた商品(数量✕単価)を
合計したものが、今期販売可能金額です。
ここで、事業年度最終日、決算日に売れ残っている商品在庫
(数量✕単価)を数える (これが期末在庫) 。
緑色の期首在庫 + えんじ色の当期仕入れ -オレンジ色の
期末在庫 =青色部分が今期売れた商品の原価です。
この商品の売上原価 (青色) と売上高 (スカイブルー色) の差額が
粗利益です。
期末在庫が変わればどうなる
ここで、オレンジ色の期末在庫が変わればどうなるかかんがえて
みましょう。
期末在庫が増えれば、図をみておわかりになるように、青色の
商品の売上原価の部分が減ります。
粗利益は、売上高から売上原価を差引いたものですから、
図をみると、減った分だけ粗利益が増えるのがわかります。
反対に期末在庫が減れば、青色の商品の売上原価の部分が増えます。
ので、その減少分だけスカイブルー色◯の粗利益が減ります。
在庫が、利益にどう影響するのか、数式やことばより図のにしたほうが
わかりやすいのではないでしょうか?
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編集後記
今朝 ランニング 7.24km
昨日は研修でしたが、満席のため近くの別室で
映像を同時中継して視聴しました。どんどん便利に
なっていきます。
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