土地建物売買契約書に総額しか書いていなかったら

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土地建物売買契約書

 

不動産の契約書に土地建物の総額は書いてあるのですが、

土地◯◯、建物◯◯と明細が書いてないものがあります。

よく見かけるのが売買金額のしたに消費税額◯◯と書いて

ある契約書です。

この場合は、消費税率で割り戻せば、建物の価格が計算

できますので問題はありません。

 

 

消費税額もない場合

 

ところが、消費税額も記載されていない契約書があります。

この場合は、土地建物を時価比によって按分(あんぶん)する

のですが、時価比による按分っていろんな数値がでてきそう

でしょう。

そこで、審判所や裁判所の裁決や判決では合理的な按分

の方法として土地建物固定資産税評価額比での按分が

使われているのが現状です。

 

 

注意すべきこと

 

最近も拝見した、これから取引する収益物件不動産売買契約書に

消費税額記載がなかったので、消費税額をお入れする

ことをおすすめしました。

消費税額が記載されていないと物件購入者も困ります。

土地建物を分けて収益物件建物は減価償却していく必要が

あるからです。

 

 

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編集後記

ようやく太もも筋肉痛がやわらぎました。

筋肉痛からやわらぎだすときがいちばんなんとも言えない

気持ちのいい時間です。

今日は先日読んだ西任暁子さん「本音に気づく会話術」か

高城剛さん「世界はすでに破綻しているのか?」どちらかの

感想を書こうと思っていたのですが、どちらもまとめきれませんでした。
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