手形をもらうまえに

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受取手形

 

あなたの会社は売り上げた売上の回収どのように

おこなっていますか。

1ケ月に1回だけの取引だったら商品を渡したときに

現金で回収するとおもいますが、これが1ケ月に何回も

取引が行われるようになると、どうでしょう。

1ケ月まとめて請求しましょうとなって、あなたの会社は

「売掛金台帳」をこしらえてこの売掛金の回収を管理する

ことになります。

通常会社は、この1ケ月の締め日を20日とか、月末日に

設定して請求書を送付します。

そして締め日から何日後に回収かを取引したときにきめます

ので翌月のきめた日に回収します。

 

 

取引が大きくなる

 

この取引の量が大きくなってくると得意先の資金繰りの

影響で、手形で支払いますのでといわれることがあります。

金額が大きくなるとあなたの会社の資金繰りにも影響を

及ぼします。

金額が大きくければ大きいほどあなたの会社の資金繰り

は大変になります。

その回収した受取手形を手元にだいておけるほどあなたの

会社の現金預金があればなんの問題もありません。

がおうおうにして、資金繰りがひっ迫する会社はおおいです。

ですから回収した受取手形をどうするかは3つしかありません。

(ファクタリングは言及しません)

 

1. 手形期日まで会社で保管して現金化する。

2. 銀行に割引してもらって現金化する。

3. 買掛金支払時にこの受取手形で支払う。

 

1は、現金預金があるため資金繰りに問題がありません。

2は、あなたの取引銀行に出向いて割引以来することに

なりますが、あなたの会社の割引枠かあればいいのですが

枠が一杯であれば他行もまわらなければならないでしょう。

3はあなたの会社が締め日で支払う買掛金を支払うさいに

回収した受取手形を裏書きしてあいてに支払うということです。

 

 

 

取引開始時に

 

以上みてきたように、手形で回収するということはあなたの

会社が現金預金の余裕がなければ、資金繰りが大変になる

ということなのです。

もっと大変なのはその手形が不渡りになることですが。

ですからできれば、あなたの会社が相手先と取引最初に

するさいに、取引金額が大きくなることを予想して、手形で

受け取る場合は、取引金額の最大30%とか40%とかきめて

おくのはどうでしょう。

取引開始時に言いにくいのはわかりますが、あなたの会社

の資金繰りに大きな影響を及ぼす問題ですのでできれば

やっておきましょう。

 

 

 

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編集後記

秋の七草であるききょう(だと思うんですが)がいつもの歩道脇に

咲いていました。今日の写真です。

グリーンのなかにくっきりむらさき色が鮮やかです。
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