掛け売り・掛け支払
会社たちあげて売上が上がりだすと、とくに法人相手だと、
すぐに現金がもらえるというわけにはいきません。
たとえば8月末に、8月分をしめて9月末に入金や、その
9月末にそこから3ケ月の手形で支払をうけるということが
ありますので、実際回収できるのは12月末ですから来年
1月4日になるわけです。
また仕入れのほうはといいますと、こちらも創業時はなかなか
信用がないため、現金支払になることがおおいためよけいに
資金繰りがたいへんなのです。
創業時でなくても仕入れや経費は売上代金回収よりも支払いは
早くなりがちです。
現金商売でなければ、現金商売以上に資金繰りはたいへんなの
です。
資金繰りをらくにするには
まずは、できれば大口の売掛先の入金日よりもあとに仕入れなど
の支払日をもってくるようにしましょう。
そうすることによって資金ショートの金額をおさえることができます。
また、手形をもらう先には半分でも現金決済をお願いというか交渉
してみましょう。
こういう交渉をすすめるとよくあるのが、それでは現金支払にして
あげるけれども、金利をひかせてもらいますとよくいわれます。
この場合差し引き金利がたとえば1%としましょう。
手形が3ケ月手形としたら、この1%の金利、年利率に換算してみま
しょう。
3ケ月で1%ですから年利率に換算すると、4%になります。
年利率に換算して、相手と交渉しましょう。
金利だけきくとそうかなとなってしまいますが、年利率換算したら
高いといえるでしょう。
また、交渉してさがらない場合は、銀行の手形割引利率を調べて
そちらのほうが安ければ手形割引も考えてみればいいですが、
年利率換算して交渉して、銀行手形割引率よりも下げるほうが
はやいでしょう。
資金繰りがらくになるようにいつも考えてみましょう。
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編集後記
昨日 ランニング 6.81Km
最近ペースあげてバテ気味のためペースダウン
して次回以降走ります、、、
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kiyo117
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