事業で
会社を立ち上げて事業をおこなうと資金繰りなどで
銀行で資金を借りることがあります。
運転資金などで借りますと、銀行は3年とか5年の
短期間でしか貸しませんが、設備投資資金などは
交渉しなるべく長期で借りるようにしましょう。
借入金返すのは
借りたお金を返すのはどこからといえばあたりまえ
ですが、儲けから返すという答えがすぐに返って
きます。
返済の原資は、もうけ以外に減価償却費があります。
会社が設備投資などをおこなった場合で、毎期毎期
減価償却をおこなっていきますが、この減価償却費、
ほかの経費とちがい、お金がでていかない経費なの
です。
買ったときにお金はでているのですが、消耗品費で
購入した期に経費にできなかったので、毎期毎期紙
のうえで計算して経費にしているため、借入金の返済
の原資になります。
いくらまで返せる?
中小企業であるあなたの会社が今期利益が1000万円
でそうだという場合、法人税・事業税・法人市府民税の
実効税率は約35%ですから、法人税等は350万円で、
税金差引したあとの利益は650万円です。
今期の減価償却費が550万円なら、年間の借入金返済
可能額は、650万円+550万円=1200万円になります。
毎月返済可能額は、100万円ということになります。
返済可能額を借入金がうわまわっていたら
ここであなたの会社の借入金年間返済額が1800万円
なら、あといくらかせげばいいのでしょう?
1800万円のうち、減価償却分550万円差引すると、
1250万円です。
法人税等の実効税率が約35%ですから
1250÷(1-0.35)=1923万円税金差し引く前でかせぐ
必要があります。
検証してみましょう。
1923万円-(1923万円✕35%)=1249.9=1250万円
1250万円+減価償却550万円=1800万円になります。
年間借入金返済が1800万円あれば今期税引前利益
1923万円必要なのです。
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編集後記
昨日 スイミング 1000m
きょうは湿気がひくくさわやかなあさです。
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kiyo117
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