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介護の現場で
昨日介護施設を運営している社長とお話ししていました
ところ、介護施設の利用者はもちろん高齢者のかたがた
ですので昼食をお出しして召し上がってもらったあとで、
すこししてまた昼食はと問いかける利用者がしばしば
おられますとおっしゃっていました。
その際はどう対処するのですか?とお聞きしますと
「もう昼食はいただきましたよ」とか「昼食はいまいただいた
でしょう」とかのことばは使用しないようにしていますとの
お答えでした。
事実をそのままおつたえすると、食べたことをわすれたという
ことをまのあたりにするためショックが大きいのでそのことば
をつかわないで、ほかのことに話題をもっていくようにして
いるようです。
日々最善をつくす
だれでも歳を重ねていきます。
歳を重ねて将来記憶力がおとろえる自分を想像したとき、いま
現在がいかに貴重かということにおもいがいたります。
日々最善をつくしているかもういちど考えるいい機会になった
おはなしでした。
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編集後記
上田秀人さんの短編「逃げた浪士」赤穂浪士の仮説推理
時代小説ですが、墓の位置からの推理が非常におもしろい
読み物でした。
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