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昨日
くるまが破損した場合に修理する自動車鈑金業の社長との
はなしで、10年前の顧客の80%が減少したといわれました。
自動車鈑金業ですから、主な顧客は街の自動車屋さんです。
この会社の顧客の8割が廃業しているのです。
そのため、一般顧客向けの鈑金営業の看板が正面に掲げ
てありました。
なぜ消えたのか
街の自動車屋さんはかっては街のいたるところでみかけました。
それは、くるまが故障するものだったからの必然でもありました。
エンジンの点火装置であるディストリビューターが、ポイント調整
からコンピューター制御に、冷却装置であるラジエーターがアルミ
になるなどの技術が急速にすすみ、自動車が故障しにくくなった
ころから収益が上がらなくなったのです。
街の文具店も
以前は事務用文具店も街のいたるところでみかけました。
が、宅配便が完備されたことからアスクルが、カタログを
配布して、翌日配達をうたい文句にしてから顧客の移動
がはじまり、あっというまに街の文具店が消え去りました。
変わり続ける
「変わらずに生きのこるためにはみずからかわらなければ
ならない」
これは、イタリア映画巨匠ルキノ・ヴィスコンティ監督作品
「山猫」のなかでの台詞です。
どんな職種でもいま行っているサービスが顧客のニーズに
あっているのか、日々考えて工夫した方がいいとおもえば
すぐに行動をおこす積極さがもとめられるでしょう。
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編集後記
ようやく足腰の筋肉痛がやわらぎだしました。
このやわらいでゆく時間がここちいいのです。
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