保証と連帯保証なにがちがう

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保証とは

 

保証は、債務者が返済不能になったばあいに債務者に

かわって債務を履行(返済)することをいいます。

保証には、普通保証と連帯保証がありますが、金融機関

が貸付ける場合通常は連帯保証をとります。

 

 

普通保証と連帯保証のちがい

 

一般的に法人等が金融機関に借り入れを申し込めば、まず

連帯保証人として法人の代表取締役に保証をもとめます。

が、信用力に問題があれば第三者に保証をもとめることが

あります。

その際に、連帯保証か普通保証かはかなりのちがいがあります。

保証している法人等が倒産等した場合、普通保証はまず法人

もしくは他の保証人がいれば、さきに債務の返済をそちらに

もとめることができますし、金融機関が保証人の財産に強制執行を

かけてきた場合も主債務者の財産にさきに執行するように反論でき

ます。

が、連帯保証した場合は、上記反論ができません。

ですから金融機関は連帯保証をもとめるのです。

 

 

連帯保証する必要がある場合

 

連帯保証には、いくつかの種類があります。

根保証と個別債務保証です。

個別債務保証は、特定の貸出しにたいする個別の保証です。

たとえば、債務者が金融機関から1000万円を期間3年間で借りた

場合、それだけを保証することになります。その後に借りた金額など

は一切保証する必要はないのです。

しかし、根保証は、債務者と金融機関との間で起きる多数の融資に

たいして保証する契約のことです。

 

ですからあなたが第三者で主債務者からどうしても連帯保証を

お願いされ連帯保証する必要がある場合はできたら個別債務保証

にするべきでしょう。

 

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編集後記

昨日 ランニング 3Km

苫米地英人さん「明治維新という名の洗脳」で、萩藩(長州藩)の撫育金制度

が現在の特別会計の原型だという指摘はなるほどと思わされました。

それ以外にも考えさせられる一冊です。
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