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決算書をみれば
あなたの会社の決算書をみれば一般管理費という
経費の欄に減価償却費があります。
この減価償却費、会社が事業で使用する建物や車,機械
などを購入したさいに、1年くらいで使用できる期間が終了
するということはないため、使用できる期間を見積もって
その見積もった期間で毎期毎期経費として計上する費用を
減価償却費といいます。
たとえば
木造モルタル造の建物で事務所として使用するなら22年と
使用できる期間が定めてあります (これを耐用年数という)
この建物が500万円なら、使用期間が22年ですから毎期
毎期23万円(500万円÷22=227.272・・・・切り上げすれば
23万円になる 通常は22年耐用年数の償却率0.046を使用)
という減価償却費を計上してその期の経費にすることになります。
なぜ減価償却?
10万円(青色申告の場合は30万円)以上の資産は、使用できる
期間が1年以上にわたるため、また、高額な資産をその期に経費
にすれば税金徴収ができないという面があるため減価償却するの
です。
が、昨今景気浮揚のため、機械など全額を即時でその期に償却と
いうこともおこなわれたのは記憶に新しいところでです。
減価償却方法は、毎期毎期一定額を償却していく定額法に一本化
していくという議論が何年かまえにおこなわれていましたが、緩めた
あとはしめることがよくあるので (平成28年税制改正で建物附属設
備などが定額法のみになる)、何年かあとは定額法しか残らないかも
しれません・・・
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編集後記
けさランニング 5.59Km
あさ夜明け前でもかなりの人が走っています。
走りながら夜があけていく景色は何とも言えない
ものがあります。
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kiyo117
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