中村仁一さんの本
最近読んだ医師中村仁一さんの本「大往生したければ医療と
かかわるな(介護編)」のなかでこれから年を重ねていく人に、
事前指示書を書くっていうのはどうでしょうかと書かかれてあり
ました。
リアルに考えれば、人という存在は生まれたときから死という
ものにむかっている存在ですが、元気なうちはなかなか考え
ずらいというのが現実でしょう。
事前指示書
この「事前指示書」
なにか事故がおこったときやなにかの拍子で意思表示できなく
なることを想定してどういう医療をうけたいとか、こういう医療は
うけたくないとかを自分で決めておくということです。
つまり、なくなるまでどこでどんなふうに生きたいのか。また
どこまでの医療や介護を望むのか。
さらには死後どのような葬儀をしたいのかなどを書いておければ
よりベターではないでしょうかと問うています。
そのときに分け与えるものがあるなら、◯◯には◯◯と特定できる
ものは特定したほうがいいのでしょう。
すなわち事前指示書にあなたの意思表示である「遺書」もいれておく
のはいいかもしれません。
きずな
絆 「きずな」 っていう文字。
「ほだし」とも読むようです。
情にほだされる の「ほだし」です。
広辞苑には、「足かせ、手かせ」「自由を束縛するもの」
とあります。
人は年齢を重ねていくわけですが、まわりの人にとっての
「ほだし」にならないようにしましょうねということを終末期を
むかえた患者さんをみてお書きになっています。
すべてを引用できませんが、身につまされます。
「ほだし」にならないためにも事前指示書書けるのであれば
書いておければいいなと思います。
同意できるところがおおくあります。。おすすめです。
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編集後記
一緒に勉強している仲間たちがすごいです。お返しできるか
わかりませんが、気づきとパワーをもらっています。
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kiyo117
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