不老超寿にみる未来

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検査結果からの選択

 

高城剛さん著「不老超寿」をよみました。

先端医療をうけて、乳がん発病の可能性があると

わかり両乳房の切除をしたアンジェリーナ・ジョリー

さん。

ネットで知っていましたが、さらにその2年後に検査

の結果卵巣卵管摘出したと書かれてありました。

まだ発症していないのに次々と決断していくスピード

におどろきました。

わたしは知らなかったのですが、母親が乳がんで

なくなっていることがこの選択になったのでしょうか。

わたしなら検査結果がでてもこの選択はないですが。

 

予防医学としての検査結果の信頼性がたかまると

このような選択をする方がふえるんでしょう。

 

 

最先端医療検査

 

この本では医療の最先端の検査を紹介しています。

読んでいて最先端はここまできているというのが

よくわかります。

遺伝子のはなしもわかりやすくかいてあります。

また、この最先端医療検査で高城さんに「膵臓がん」の

可能性がわかり、しごとを減らし休息をとって、再検査を

した結果「膵臓がん」発症可能性の数値が下がったことなど

が記載されています。

医療の検査に興味があるかたは読み応えがあるでしょう。

 

 

医療のみらいと人間

 

最後の章は、未来医療はどこにいくのか。

AI人工知能とデバイスの進化によって、現在の予防医学

から予測医学に移っていくのではと書いてあります。

現在の医師のしごとはへって、予測医学ですから患者では

なく個々人のアドバイザーのようなしごとが増えるんでしょう

か。

人体のゲノム解析が完了して、AI人工知能が人類総和の

知能をこえるのが、2045年ころではないかと予測がかいて

あります。

人間は危機に際し進化をとげてきたが、このAI人工知能の出現

という危機に、人間は進化するのではないか。

それが進化した人間 Human3.0 とかいてあります。

 

2045年のせかい、わたしが生きている確率はすくないですが、

たのしく想像して読んだ本です。

 

 

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編集後記

最近床屋さんで、94歳のかたがとなりにいらしてお聞きして

いると、自転車いまでも愛用されていて杖不要とのこと。

はなしもしっかりしておられました。元気な90歳代のかたは

あまりみたことがなかったので新鮮なおどろきでした。
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