営業利益と自己資本比率をあげると銀行格付けはよくなる

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格付けにおける返済能力重視にみる営業利益の重要性

 

銀行格付け129点中55点(42.6%)はあなたの会社の返済能力をみています。

返済能力は以下の3つです。

 

債務償還年数

債務償還年数とは、今ある有利子負債(割引手形を除く)をキャシュフロー

(返済原資)で割り、返済するまで何年かかるかをみる指標である。

 

インタレストガバレッジレシオ

インタレストガバレッジレシオは、通常の製造活動・販売活動で得た

営業利益と受取利息の合計が、支払利息や手形割引料の何倍あるか

を示すもので、企業の利息支払い能力をみる指標である。

 

キャシュフロー額

キャシュフロー額とは営業利益に資金の支払を生じない費用である

減価償却費を加えたものである。

 

以上をみておわかりになるように銀行は営業利益を重視しています。

営業利益は、売上高から売上原価をひき、さらに人件費や減価償却費

などの販売管理費を差引したものです。

 

銀行格付けをよくするには営業利益を大きくするというのが

ポイントです。

 

自己資本比率も高くする

 

自己資本比率とは、会社がもつすべての資産のうちどの程度、

自分のお金でまかなっているかという割合をいいます。

 

自己資本比率

自己資本比率とは、会社の総資本(貸借対照表の負債及び資本の部の合計)

にしめる自己資本の割合をいい、企業体質の健全性と不況抵抗力の強さ

(財務安全性)を示す指標である。

 

銀行格付けの安全性項目の自己資本比率は配点が10点。

また、成長項目の自己資本額も15点と配点されている。

会社の貸借対照表の左側にはいままで投資した会社の資産が

書かれている。右側にはその資産をどうやって調達したのかが

でている。

あなたの会社は投資した資産を銀行から借入して調達しました?

借入金が増えれば増えるほど分母は大きくなり自己資本比率は

低くなり銀行格付けはわるくなります。

 

営業利益と自己資本比率を念頭において経営を

 

以上2点で、総配点129点中80点(62%)と過半をこえています。

営業利益にいれれるものは営業利益にいれましょう。

また、臨時的な費用は販売管理費にいれずに、特別損失に

もっていきましょう。

会計処理で銀行の会社格付けがよくなる可能性があるなら

会計勘定科目の配置も重視すべきでしょう。

 

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編集後記

ランニング  3Km

どこもさくらは満開です。

 

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